企業アカウントでSNSを運用するコツとは
年々、デジタルメディアへの接触比率が高まり多くの人がスマホを利用しSNSを使っています。
国内のSNS普及率は80%を超えていて、マーケティングという観点からは無視できない重要な媒体と言えます。
SNSでは共感を得てユーザーと繋がることで、今までの一方通行な広告手法ではない方法でユーザーへ商品やサービスを伝えることができます。
企業のWebサイトが必須の時代からSNSアカウントが必須の時代になりつつあり、企業のSNSアカウントの運用の重要性は今後も増していくものと思われます。
本記事では、SNSアカウントの運用について、いくつかのポイントを共有させていただきます。
- SNSで企業アカウントを運用するポイントが分かる
- 炎上リスクを理解できる
SNSアカウントの方向性を決める
SNSのアカウント方針を決めておくと良いでしょう。
特に、下記のような点は設定しておくとアカウントの方向性が定まり運用しやすくなります。
SNSを運用する目的を設定する
最終的な目的や、それを達成するための目標を決めましょう。
目標は計測できるものが望ましいです。
認知度を上げたいということであれば、フォロワー数やいいね数、エンゲージメント率が候補に挙げられるでしょう。
コミュニケーションを取りたいターゲットを決める
誰向けの情報を発信するのか、どういったターゲットと繋がりたいのか。明確にしておくと発信するコンテンツの精度も上がってきますので、しっかり検討しましょう。
発信するコンテンツを決める
コンテンツの内容を決めましょう。コンテンツを考える時には、ターゲット層を想定するだけでも問題ないのですが、ペルソナを設定しておくと、コンテンツの深みが増すと共に軸がブレなくなります。
コンテンツのアイデアも出てきやすくなるので、ペルソナの設定も出来ればしておきたいポイントです。
運用ルールを決める
素材を集める方法やチームで投稿するのか、メンバーはどうするのか、いつ投稿するのか、その頻度は?シェアするかしないか、返信するかしないかなど、運用に関する様々なルールを決めておきましょう。
企業アカウントならではの情報を投稿しましょう
自社商品やサービスにちなんだ、特別な情報や豆知識、裏話、こだわりなどを発信すると面白いでしょう。少しリスクはありますが、先出しの情報や未公開の情報なども発信するコンテンツとしては面白いものになります。
記念日ネタやトレンドに合わせた投稿なども必要ですが、公式アカウントならではの情報発信は企業アカウントだからこそできることですので、積極的に投稿しましょう。
炎上リスクを管理する
企業アカウントは、企業の顔として扱われることになります。
SNSは情報が拡散しやすいため、自身の不適切な投稿で炎上してしまうリスクがあります。
そのようなリスクを最小限に抑えるため、下記のような点を意識して運用してきましょう。
- 自社、他社サービスの批判
- 誤解を与えるような表現
- 守秘義務違反
- コンプライアンス(景品表示法違反や肖像権・著作権、知的財産権の侵害)
- 政治、宗教、国際問題への言及
- 差別的な表現
- スポーツ(場合によります。)
- 誤爆などのミス
アカウントの運用方針などによっては、触れてもよい内容もあるかと思いますが、このような点を意識しながら運用してきましょう。