新たな集客に活用!LINE広告の使い方を解説
LINEは、幅広い年齢層で80%以上が利用するメッセージアプリです。
日本の利用者数は、9400万人/月でユーザーの内、86%が毎日利用しています。*1
SNS利用者の内、「LINEのみ」を利用しているユーザーは40%近くいます。*2
インフラになっているとも言えるLINEですが、LINEを利用している時に広告を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
本記事では、LINE広告の内容や配信のコツについて記載しています。LINE広告を検討されている方はぜひご覧ください。
LINEのユーザー数は9,400万人にのぼり、SNS利用者中86%という高い利用率で、幅広い年齢層に利用されています。
*1) LINE広告資料より https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/3/
他媒体ではリーチが難しいユーザー層へのアプローチも可能。
また、毎日LINEを使うユーザーの割合は86%に達しており、「アクティブ率の高さ」も特長です。
LINEのみ39.6%
*2) LINE広告資料より https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/3/
- LINE広告の使い方が分かる
- LINE広告で成果の出し方が分かる
- 新しい集客チャンネルを見つけられる
LINE広告とは
Instagram広告やTwitter広告と同様にLINEにはLINE広告という広告媒体があり、そこに自社の商品やサービスを表示することができます。
一般的な運用型広告としての基本的な機能が取り揃えられた広告媒体です。
https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/3/
前述の巨大なユーザーベースおよびシェア率を見ると、LINEしか利用したことがないユーザーなど他のSNSではリーチできない層へ届けることができるのはこの媒体の一つの特徴と言えます。
よくある下記のようなマーケティングの課題に加えて「LINE公式アカウントの友だち数アップ」も可能な広告媒体です。
- 新規顧客獲得
- Webサイトへの流入数アップ
- ECサイトの売上アップ
広告運用のコツとしては機械学習期間などが必要で、3カ月程度の運用は必要になります。
掲載面は、トークリスト、LINEニュース、LINEショッピングなどがあり、LINE広告ネットワークを使って他のアプリにも露出することが可能です。
LINE広告をはじめるには
運用を開始には、下記のような手順が必要です。
LINEビジネスIDの作成
ビジネスIDをまずは作りましょう。
LINE広告アカウントの作成
広告アカウントの作成が必要です。
ここでは、広告主の名称や支払い方法なども登録します。
キャンペーンの作成・設定
キャンペーンの目的は、アクセス数UP、コンバージョンUP、アプリインストール、アプリのエンゲージメントアップ、動画の再生、リーチ、友だち追加から選ぶことができます。
友だち追加は100円程度のコンバージョン単価で配信できます。
広告グループの作成
予算やターゲットは広告グループ単位での設定が必要です。
広告の作成
広告審査後に広告が配信されます。審査は最短5分ほどで完了します。
このような流れでLINE広告を開始することができます。
広告効果を上げるには
効果を出すには、広告の内容が重要となります。機械学習が進むように複数パターンを検証できる状態からスタートするのがベストです。制作本数としては、画像2種類、タイトル3種類程度から始めると良いでしょう。
クリエイティブ
クリエイティブをまずは複数準備するのが常套手段です。
静止画フォーマットとしてはカード、スクエア、カルーセル、画像小、画像アニメーションがあります。
動画フォーマットは、カード、スクエア、バーティカルがあります。
静止画は、1メッセージ、1ビジュアル、複数の訴求軸で仮説を検証
動画は、多くの情報を盛り込めます。ただ、一部が動くものでもよく、静止画のスライドショーでも効果が出ている事例も。
最初の3秒が特に大事です。
静止画の配信面の割合は、LINEの資料によるとトークリスト51%とNEWS37%、ホーム9%となっており、それらにフィットするようにまずは、クリエイティブとしてはスクエアと画像小から始めると良いでしょう。
タイトル
複数のタイトルを試しましょう。
お知らせや案内は丁寧な表現にしましょう。
長いタイトルであれば1行目で内容が分かるようにし、2行目で使用感というように使い分けが必要です。
短いワードで、口語風の表現などもウケるコツです。
ディスクリプション
すべての配信面に表示されないので、補足情報を記載
LINE Creative Labを活用
LINE Creative Labで作ることが可能です。
画像とテキストを入力するとクリエイティブが自動生成される優れもののツールです。
コピーの位置などは自動生成後に変更できるので、ある程度カスタマイズできクオリティを高めることが出来ます。
ターゲティングについて
LINE広告も柔軟なターゲティングが可能な媒体です。
下記のような配信設定を駆使して広告効果を高めることが出来ます。
オーディエンスセグメント配信
市区町村や半径で設定する地域セグメントや興味関心、行動、属性などからターゲティング可能です。
類似配信
顧客属性に類似した新規ユーザーをLINE内で探して配信します。
類似度の設定もあるので、自動的に設定したり手動で変更したりできます。
オーディエンス配信
いわゆるリターゲティング配信のことを指します。
LPアクセスや広告を配信したオーディエンスなどの設定が可能です。
LINE Tagについて
コンバージョン計測のための仕組みもあります。広告の費用対効果を計測するには必須ですので、LINE Tagを導入しましょう。
ベースコード
全ページに設定するコードです。
コンバージョンコード
コンバージョンする場所に設定するコードです。
カスタムイベントコード
任意にラベリングすることができるコードです。
自動入札の設定について
一日の予算消化を最大化で入札戦略を組んでおくと良いでしょう。
自動入札は、40CV以上あれば学習が安定します。
オーディエンスサイズが少ない場合は、手動入札の活用も検討しましょう。
低予算で勝ちパターンを見つけ、パターンを見つけたあとコンバージョン数が最大化するように予算を投入するような運用方針が手堅いです。
SNS広告の次の一手に
LINE広告は、他のSNSではリーチできない層へも届く媒体です。新規顧客を獲得する新しいチャンネルをお探しの場合は、積極的に検討しましょう。