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LPのABテストはどこから手を付けるべきか?

LPのABテストはどこから手を付けるべきか?

eyecatch

Web広告を成功させるには、広告運用だけでなくランディングページ(LP)の改善も必要不可欠です。せっかく広告で良質なトラフィックを集めても、受け皿となるLPの完成度が低ければ、成果にはつながりません。

LPの改善がコンバージョンの増加に繋がることも多く、優先的に取り組むべき改善の一つとなるでしょう。

本記事では、LPの改善における重要なポイントを共有していますのでご覧ください。

POINTS
本記事のポイント
  • LPの改善ポイントが分かる
  • ABテストのコツが分かる
INDEX

ファーストビューを改善する

ファーストビューは、ユーザーが最初に目にする「LPの顔」とも言える存在です。この部分で興味を持たれなければ、そのまま離脱されてしまう可能性が高くなります。だからこそ、ファーストビューの作り込みは非常に重要です。

様々な改善アイデアがありますが、ここでは分かりやすいアプローチを二つ挙げます。

広告クリエイティブと親和性の高いファーストビューにする

バナーなどの広告クリエイティブとの一体感が重要です。

ユーザーが広告をクリックして開いたURLが広告に関係しているサイトであることを、一目で分かるように構築することで、安心感と読み進めたい気持ちを与えることが出来るからです。

広告で使ったキャッチコピーやビジュアルが、LPのファーストビューにもそのまま反映されていると、ユーザーは「広告と同じ欲しい情報の続きが得られる」と直感的に理解できます。

多くのLPではファーストビューはキャッチコピー、画像やイラストで構成されているので、それらと広告クリエイティブの親和性の高さが非常に重要になります。

逆に関連性が低いサイトに見えてしまうとLPを離脱する可能性が高くなるので注意が必要です。

実績などを数字で、アピールする

ファーストビューに分かりやすい実績、数字を配置しましょう。

「100社が導入」、「顧客満足度99%」などの実績やデータは、ユーザーの納得、信頼を得る確かな方法です。

数字によるアピールはコンバージョンの増加に繋がることが多く、それらがあるかないかでLPの成果に大きな差が生まれます。

数字があるだけで説得力が段違いに増すため、可能な限り実績データを集め、ファーストビューに盛り込む工夫をしてみてください。

実績などのデータが不足している場合は集計やアンケートを取る必要があるので、準備に時間が必要ですが効果を考えるとチャレンジする価値はあります。

どのような内容が離脱率の低減やコンバージョン率UPに繋がるか、テストしてみましょう。

ファーストビューのすぐ下のセクションの改善

ファーストビューをスクロールすると次のセクションに移ります。ここでファーストビューの補足、特徴の深掘りなどを行う必要があります。

ファーストビューの内容が納得できる根拠などを示しましょう。

たとえば、商品の特徴やサービスのメリット、導入事例など、信頼性や納得感を高める情報を掲載することで、ユーザーがページを読み進める動機付けになります。

このセクションのコンテンツはテストを重ね最適なものに変更することをオススメします。

離脱率を抑え、さらに次のコンテンツ、セクションへスムーズに繋げることでコンバージョン率が向上するでしょう。

コンテンツの順番の改善

LPの構成は、いわゆる「王道パターン」が存在しますが、必ずしもそれが最適とは限りません。実際の成果に繋がるかどうかは運用してみないと分かりません。

ヒートマップと呼ばれるページのスクロール率やよく見られている部分を測る仕組みを利用して、今このランディングページではどこのセクションが役に立っているか調査しましょう。

基本的には読まれているコンテンツを上部へ移動させることで、LP全体の読了率を高めるアプローチで改善を実施します。

読了率が上がるかどうかを適切にテストすることで、最適な構成のLPへと近づいていきます。

コールトゥーアクションの改善

コールトゥーアクション(CTA)と呼ばれるCVに繋がるボタンも優先すべき改善ポイントの一つです。

ボタンにある「購入する」や「申し込む」の文言を「カートに入れる」や「今すぐ予約する」と言った内容に変更したり、色や形、アニメーションなどを変えることでコンバージョンが増えるかどうかテストしてみましょう。

LPには継続した改善が必要

LPの改善には完成というものはありません。

広告の変化に合わせて、内容を変更する必要がありますし変更する度にテストする要素が出てきます。

ただし、LPだけを変更しても効果が出ないこともあり広告クリエイティブと共に調整していくことになるでしょう。

そこでポイントになるのが、広告クリエイティブとLPそれぞれを改善するフェーズを交互に繰り返すことです。

それによって、コンバージョンへの影響度をある程度正確に把握する運用が出来るようになります。

いろいろな場所を同時に変更すると、どこ変更によって結果が変わったのか分かりにくくなります。この問題を避けるため広告とLPの修正の影響を切り分けることにより、正当なテストの評価に繋がり再現性の高い方法を見つけることが出来ます。

また、広告・LPいずれの変更であっても、可能な限りA/Bテストツールなどを活用して、定量的な評価を行うことが成果を伸ばすカギとなります。

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