Googleの検索アルゴリズム、ランキングアップデートについて

影響の大きいアルゴリズム

これらのアルゴリズムの中には、順位に直接影響するものと影響しないものがあります。

• コアアルゴリズムアップデート
• スパムアップデート
• ページエクスペリエンスアップデート
• プロダクトレビューアップデート
• ヘルプフルコンテンツアップデート

これらは、順位に大きな影響があるアルゴリズムとして認識されています。

例えば、タイトルリンクの書き換えなどは、順位に直接影響しないアルゴリズムです。

Googleのアップデートの履歴は、下記で確認できます。

https://developers.google.com/search/updates/ranking

Googleの目的は、最も関連性が高く有益な検索結果を瞬時に探し出すことで、検索意図、関連性、質、ユーザビリティ、コンテキストなどから順位を決めています。

コアアルゴリズムアップデートとは

Googleの検索のベースとなる部分のアルゴリズムのアップデートです。

過去のアップデートから、検索順位に与える影響は大きいことが確認でき今後もコアアルゴリズムアップデートについては、しっかり注視しておく必要があります。

スパムアップデートとは

コンテンツ品質についてのアップデートです。

検索結果からのスパム排除を目的とした大規模なアルゴリズムのことを指します。

Googleウェブ検索スパムに関するポリシーに違反するコンテンツが対象となっています。

このアップデートでは、過去の記事などに反応して、悪影響を与えることもあります。

また、低品質なコンテンツもスパム扱いになることも認識しておくべき点です。

ページエクスペリエンスアップデートとは

既存のページエクスペリエンスシグナルに新しいシグナルを含めるアップデートです。

https://developers.google.com/search/docs/appearance/page-experience?hl=ja

コアウェブバイタル、モバイル最適化を判断、といったことが追加されてきました。

広告が多すぎないか、機能が制限されていないかなどユーザビリティ自体が順位に与える影響はかなり大きいので、そういった意味では影響があるアップデートだと考えて間違いありません。

プロダクトレビューアップデートとは

高品質な商品レビューコンテンツをより高く評価するためのアルゴリズムのアップデートです。

商品ページではなく、商品レビューページなど低品質なコンテンツが量産されやすいジャンルに対してはこのようなアップデートがあります。

対象を限定したアップデートとはなりますが、サイトによってはかなり重要なアップデートです。

現時点では日本語は未対応ですが、グローバル化される可能性はかなり高いかと思います。

ページ単位での評価だが、サイト全体で評価されることもあるので注意しておきましょう。

スパムアップデートにも言えることなのですが、独自の情報、論拠、偏ってないか、ユーザーの意思決定に役立つかなどの点でしっかりとコンテンツを見直す必要があります。

例えば、PAA（People Also Ask、他の人はこちらも質問)の内容なども参考にしながら、ユーザーの欲しい情報が提供できている高品質なコンテンツになるように、メンテナンスしましょう。

ヘルプフルコンテンツアップデートとは

ユーザーにとって有用なコンテンツを高く評価し、有用ではないコンテンツの評価を下げるためのアルゴリズムのアップデートです。

12月6日ごろにグローバル化された、全てのWebサイトが対象になるアップデートです。

スパムアップデートの派生？のようなものですが、サイト全体で評価するものになります。

クラシファイアというAIがコンテンツを役に立つ程度によって仕分け、それをもってサイト全体を評価しています。

自動化ツールなど使っていないか、たいした価値を付け加えることなく主に他の人が言ったことをまとめているだけかなど、そういった点もちゃんと判断するものですので、独自コンテンツかどうかがさらに重要になってきています。